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2011年8月25日 (木)

境界探索の手順

一般の方は、土地の境界はどこに行けば分かるのだろうかと思っている方が多いと思います。実際には、どこに行っても分からない。正確には、筆ごとに経緯と沿革があり、種々様々であることから、一元化して示されていないのだ。また、土地は不動といいながら、今般の東北地震でも分かるように、土地は動くものでもあり、日本全体でも不均一に年に数㎝は動いている。だから誤差も当然に発生する。

それでは、土地家屋調査士はどのように境界を導きだしているのだろうか。だれも、資格があろうが、なかろうが、簡単にはわからないのである。だから、だれでも一定以上の作業過程を踏んでいる。

手順としては、資料収集と現地踏査、仮測量などの「調査」、当該資料を基にして各筆ごとの調整などの「検討」、そして関係者の立会の結果を加味しての「判定」を行い、その結果を「告知」するという過程を得る。

正直いって、当然個人差が発生する。手順のほとんどの作業が鑑定的要素を含むからである。現地での観測作業はほんの一部分でしかないが、この作業がほとんどと思われがちである。鑑定で結果がおおきく異なってくることもあるので、各作業量には十分注意したい。

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